2年前。雨の中ひたすら長野県白馬周辺の山々を走り回った北アルプス山麓グランフォンド。
(2年前の峠の途中の一枚。)
元MTBオリピック代表の鈴木雷太さんプロデュースによる、過酷なロングライドの一つで、
坂バカアイドル筧五郎さんが若い頃お世話になったその人であり、松本にBikeRanchというオシャレなショップも経営しておられる。(専門学校も開校)
次のキャリアを考えた時に、大好きな自転車の勉強も兼ねて通うのも面白いかな、と思ったりもしたが、この年でまた勉強かぁと考えると少し萎えたり。
タケノコのように増える自転車シャップが淘汰されだすのも時間の問題なので、
今じゃないでしょ!!
と趣味が高じて始めたインラインホッケーなるスポーツのショップをやってた経験もあるので慎重になるのであった。(経験が冒険の邪魔をする一旦でありんす)
と、話は逸れたがその過酷なグランフォンドに参加するのは2年ぶり、雨の辛かった思い出しか無かったので昨年はエントリーしなかったが、快晴で絶景だったリポートは見ていた。
このどMイベントに再び参加すべく前日である土曜日に長野県大町市の鹿島槍スキー場に向かう。今回はなんと嫁が80kmに初エントリー!! おっさんは135km
土日の中央道の渋滞を嫌い、4時起床4時半に出発という強行軍。(受付は13時から)
なんとか5時前に出発をしてバイパスに乗り込む際に嫁が携帯電話を忘れた事に気がつき引き返すことに・・・・・
玄関に転がっていた携帯を見つけ事なきを得たかに思えたが、出発前に確認した自転車検査証(事前に自転車整備を自転車ショップチェックしてもらう用紙)を
車検証もった?
と言う問いに対し、自動車車検証と勘違いして
積んである!!
と間違えた回答であったと気がついたのは再出発する前であった。
部屋の戻りあるはずの場所を探すも見当たらず、焦る二人・・・(車検書が無いと出場不可)
もしやと思い作業部屋を漁るとテーブル横に落ちていた。
ハンコは車内に置いてあったのでと再出発し、参加者名を記入しハンコを押そうと蓋を取るとオイルの容器であった (爆)
ここまで来ると笑いしか起こらず、懸念してた渋滞にもなんとかハマらずに中央高速に乗り山梨入り。
どっからどう見てもハンコでしょ!!
八ヶ岳PAで朝食を食べ、時間も早いので長野県池田町のラベンダーガーデンに寄る。
モツ煮が美味かった!!
のんびり休憩をして会場に向かう。
少し到着が早いので練習がてら絶景ポイントである木崎湖が望めるポイントまでヒルクライム。会場を通り過ぎる際に会場設営中だった、
ShibuyaNinjya リーダー 元バイクトライアル日本チャンプの西窪友海君にご挨拶。
会場を抜け子熊山を登り出すと、少し先に黒い毛の生き物が!!
子熊か?!
と近づこうとすると一瞬で藪の中に消えてしまった、動画撮影してたので写ってるかも
さすが子熊山という名だけある(笑)が子熊がいると言うことは親熊が近くに居るのかも知れん。嫁と襲われたら坂を登ってたら追いつかれるから死ぬ気でダウンヒルしないとイケナイ。などと話をしていると右隣の斜面でガサガサと獣が動く
うお!!熊か!?
とビビる。が天然記念物のニホンカモシカが斜面を駆け上がっていたのだった。
未確認ではあるが、熊にカモシカにと
動物園か!!!
と突っ込みを入れたくなる程の動物ワンダーランド。さすが信州!!
30分ほど漕ぎ進めると目指す山頂に到着。このイベントで必ず紹介される絶景ポイント。
パラグライダーの発信場所でプライベートな場所らしい。
一昨年の大会ではグループ参加の150kmのコースのみしか拝めなかったポイント。今年はソロエントリー135kmもここにやってくる。
山を下って湖まで行きスキー場まで坂を登る予定だったが嫁がやんやり拒否。
普段なら別行動するのだが、単独で来た道戻りで熊に襲われたら洒落にならんので二人で引き返すことに。
会場の設営もほぼ完了しているようだが、受付をする人達がメッサ少ない。他のイベントより物販が少ないのからかな〜
が、これはチャンス!!!とワコーズのブースに一番乗りでケミカルメンテナンスを受ける。
大きい自転車イベントで必ず出店してくれてるが、あまりに大勢並んでいるのでお願いできずにいた。
おおお!!youtubeで見たことある!!!
そこまでやってくれるのか!!という丁寧な仕事。嫁のBomaがピカピカに!!!使用していたオイルが良くないので黒くなってしまっているとご指摘。元々初心者時代に自分が使っていたので安いオイルを使ってたのだ、タイヤも磨耗していてヒビ割れ発見、反省。
自身のPropelはメンテ済みなので汚れていないがチェーン交換の際のピンが9速用を使っているのでレールに干渉していることと、チェーンが正確にプーリーに通ってなかった事が判明。このまま135km走ってたら途中でプーリーが破損してたと言われた・・・・・
プーリーのネジを外しチェーンを正確に入れ直してもったが、さすがにチェーンピンは換えは無いそうで、イベント後にショップに立ち寄り購入することとなった、(実は11Sピンは交換用にアマゾンにて購入済みだったが面倒なので換えてなかったのだ)
あっという間行列が・・・・
腹ごしらえにホットドックとカフェラテを飲み、長野名物おやきを食べる。
携帯電話を使ったトランシーバーとして使えるBonxさんもブースを出していて、身分証明書を提示すると明日のライドに無料貸し出しをしてくれるとのこと。これも申し込みレンタルする。元々スノボーの際に使用できるように開発された通信機器でクラウドファインディング募集時に知人が購入してたので知っていた。気にはなっていたが購入まで行かず、Team Fire Flyのメンバーが使用してたのを見て興味があった。通常のトランシーバーはあるが距離に制限があるので明日のように別々のコースを走るライドにはピッタリである。
会話にすこしタイムラグはあるがノイズも少なく使えそう。(ライド時に別な意味で役に立ったが当日編にて)
2時になりトライアルショー開幕!!
普段はパルクールのメンバーも居るが今回はライダーの二人!!
二人の超絶テク炸裂!!
友海君の場を盛り上げるパフォーマンスは
流石プロ!!
という芸達者振り、参考になりやす!!彼のNinjya動画再生は170万越え!!
イベントの模様は動画撮影したので近々編集してアップ予定。
一応、彼とは友達(笑)元同僚が一緒に仕事したりしてたり、知り合った経緯も面白いのだが、あまり関係ないので割愛。(おっさんも昔自転車トライアルやってた)
マイナー競技である自転車トライアルをメジャーにして、それ一本で飯を食ってくという男意気!!応援してるぜ!!。
トライアル終了後に皆で記念撮影、メイン会場でお楽しみに抽選会開催。
参加人数が多い中、連続で自分の抽選番号の前後を呼ばれるという奇跡発動!!
なんかスロッ◯の◯ンハンのアイルービンゴを思い出したわ(爆)◯は自主規制
なにも当たらず撤収!!
松本へ戻りすがらモールにてモンベル発見、自転車用品もあるとの事なので覗いてみるが、自主製品ばかりで消耗品は皆無。
やはり専門店に行くしかないと、BIKE RANCHさんへ
嫁も感心するほどの、オシャレな建物で隣にインスタ映えするであろうLOVEのオブジェ、その隣がカフェにイギリスの雑貨店、川沿いでアルプスも見える。松本恐るべし!!
松本市はちょくちょく来るが独特の文化というか歴史に裏打ちされた格好良さがある。
なんだろ、他の地域に媚びない感じかな〜
横浜に似てるのかな〜
出身はどちら?
と聞かれ神奈川県と言わず「横浜」と答える
同じく長野県と言わず「松本」ですと答える
むかーし、長野県に統合される際に一悶着あったとの事、
なんとなく分かるなあ〜
松本出身の同僚がいて男性としてとても洗練されている。
そういう土地柄なのか羨ましい限りだ。
浅間温泉の日帰り温泉に浸かり、デリシアで山賊焼きや食料を買い山荘にて食す。
自転車のタイヤを変え、チェーンピンを変え、早めの就寝。3時起きで3時半出発予定。
2日続きで寝不足だ(笑)
つづく。