マウンテンサイクリングin乗鞍2019 当日編

さて、前日の疲労のせいで早めに就寝できたので時間通り起床。

暗い中、乗鞍高原へ向かう。

ヒルクライムイベントの朝は早く、ほとんど田舎で開催されるので会場近くのコンビニは満員になり弁当類は売り切れ、トイレは満室となる。

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ヒルクライムに初参加される際には少し離れたコンビニやSA等で済ませておくことをオススメ。

4時過ぎに会場に到着、すでに渋滞していて駐車場までの道路も埋まってる。

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あまり離れていない場所に駐車できたのでラッキーだった。

まだ混んでない内に会場のトイレに向かう。

既に何人か並んでいた、もう少し時間が経つと大行列になる。

使用するバイクはGiant Propelヒルクライムに向かないエアロモデル。

天気は快晴、少し肌寒いが頂上まで綺麗に見れる。

AirFitで取り付けた心拍計が反応しない!!慌てて車に戻りバンドに付け替える。

慌てて剥がしたのでセンサー部分が剥離してしまい、使用不可に・・・・・

続々と選手が会場入り、エントリー場所に自転車を置く。

今回のウェアは昨年と同じ北海道ゆるキャラ「やべーべあ」のジャージ。

背中の「ゆるくない」がポイント。

昨年坂を登りながら何人かの選手に「ゆるくないよぉ〜」と声をかけられた。

7時にチャンピオンクラスがスタート、中村選手の連覇なるか、森本選手の復権なるか、違う選手が勝ち取るか?

有望選手が調子を崩してるし、兼松選手はメインをロードレースに切り替えてるので乗鞍には照準を合わせていないらしい。

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別なクラスに進撃の巨人がいた(笑)

毎年ゴール手前で応援してくれてる悪魔おぢさん!!こういう楽しみ方も素敵だ。

挨拶して記念撮影してもらう(笑)

チャリダーでお馴染みの伊織選手、坂は苦手との事だが五郎さんと一緒に乗鞍を練習してる。

ドクターこと竹谷さんも一般の部にいた。

「チャンピオンクラスじゃないんすか?」と声を掛けると

「いや〜全然真面目に乗ってないし、泳いだり走ったりばっかりだから(笑)」との事。

トライアスロン練習をメインとしてるらしく一般の部で楽しむらしい。

つかおっさんと同じ年代だということに驚く(笑)

でも身体はバッチリ絞れてる。さすが元オリンピック選手。

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今回のおっさん秘密兵器はコレ!!

梅シートを5枚ほどリストバンドに挟み走りながら補給する。

と、ここでパワーメーターのWが表示されない事に気づく、再び車に戻バッテリーを一度取り外し電圧計で計測したが残量があった。新品の予備をもってきたが見当たらない。

仕方がないのでパワーメーター無しで行く。

スタートは7:50分、チャンピオンクラスがゴール前の争いをする時間に出発。

全く緊張せずにスタート地点に並ぶ。楽しく走る。それだけである。

おっさんに気概は無い、チームメイトには怒られそうだが仕方がない。

楽しいのが一番なのである。

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乗鞍レディースが笑顔で看板を掲げてくれてる(嫁撮影)

昨年はスタートと同時にトップ集団に付いてしばらく頑張ってた記憶がある。かなりハイペースできつかった。

7:50分スタート

同じ位のスピードの集団に付いて行く。パワーメータが無いので出力が分からん。

心拍計と自分の感覚で行くしかない。

170を超えないように気をつける。感覚的には250~300W位かと思われる。

昨年は残り3キロで切れてしまったので最後まで保つペースで走る。

勾配がキツくなってきたのでインナーにギアチェンジ。

瞬間にスカスカっと足が回る。

ん???足元を見るとチェーンが落ちてる!!!!

まーじーかー!!!

これまでチェーン落ちなどホボ無かったぞ!!!

左に寄ります!!

と声を掛けて路肩に止めチェーンをはめ込む。

60秒ほどロスしてしまった・・・・・

一緒に走ってた集団が居なくなってしまった・・・・・

仕方ない、もう一度心拍に合わせてペースを作り走る。

勾配が緩やかなポイントにて水分補給をする。

右に寄って〜!!と後ろから声がかかる。

後ろのグループの先頭集団が凄い勢いで追い抜いて行く!!見慣れたジャージの選手が居る。

ん??二番手にドクター竹谷さん??

あはは、レースに出ると本気なんだな〜競技者だな〜(笑)

ともあれトップの人達との差は良く分かったぞ、体重差およそ10kg前後、パワー差100Wってとこだろう。変態レベルである。

おっさんは何処を目指せば良いのか?苦しい中自問自答。

10kmの中間地点に差し掛かる。ここでジェルを補給する。丁度つづら折の坂で勾配がキツイが仕方がない。ツヅラ途中で一気にジェルを吸い込む。

が勢い余りまさかの

喉の奥にジェルが詰まる・・・・

い、息が出来ない!!!

空気を吸い込むがジェルの膜が邪魔をして喉を通らない。

ガヒュー、ガヒューと音は出るが酸素が入ってこない。

あ、あかん死ぬぞ!!足を止めるか迷ったがスピードを落としたままドリンクを流し込む。

小さな隙間が出来たので大きく息を吸い直し呼吸をする。

呼吸の度に穴が大きくなる。咳き込むとジェルの甘い匂いが鼻腔に流れて来る。声は出ない。

目の前の景色の淵が白くなりだし危険な状態。でも止まらないアフォなオッさん。

高地トレーニング用マスクしての練習時に同じ様な状況になったので慣れてたのかも(笑)

が、かなりペースが落ちる。回復するまでノロノロ走行。心拍だけは最高値を超えてた・・・・

苦しいポイントで追い打ちかけるなんて、なんてドMなことでしょう!!

まあ、ペースはダダ落ち、これが原因かわからんが右足の脹脛が攣り出した・・・・

いつもは左足なんだが、なぜだろう・・・これを警戒してMag-onを昨晩と今朝も飲んだのに!!

シューズをLAKEにしてから足の具合は良かった。連日足の筋トレはしてたのに・・まあ追い込みが足りなかったのかな〜と右足の痛みを誤魔化しながら走り続ける。

攣ってからが勝負!!

と高岡さんは以前言ってたようだが、筋トレやシューズや走り方で攣らなくなったらしい。

まだまだ未熟である。

とあれ誤魔化しながら走って居ると痛みが薄らいで気にならなくレベルになった。

気がつく残り3kmの表示。昨年より体力は残って居る、少しペースアップしてゴールを目指す。時計の見ると昨年より遅いペース??

感覚では昨年と同じか早い位かと思って居たので意外だ・・・・

ゴール手前で悪魔おぢさんが大きな掛け声で皆を元気付けてる、感謝感謝。

少しスプリント気味にペースを上げてゴール!!87分・・・

あれ??昨年は83分だったような・・・

メカトラとジェルトラと足攣り分だな、仕方がない

あまりに景色が良かったのでゴール直後に湖を前に記念撮影。うむ昨年は倒れこむようにゴールしたな今年は余裕がある。

荷物を受け取り、インナーを着替えレッグウォーマーを履きアウターを着込み下山の列に並ぶ

駐車場からぎゃ〜!!と悲鳴のような声が聞こえる。振り返るとチャリダーの出演者が集まって撮影をしていた。どうやらステテコが記録を出したか誰かに勝ったらしい。番組放送を楽しみに待とう。にしてもさすが芸人、大声だな(笑)

今年も無事完走。皆さんお疲れ様です。

300人づつ下山する、ダウンヒル自体は好きなのだが集団で下るのは苦手。

常にブレーキを掛けながらスピードを殺して下って行くのでとても疲れる。

一応カーボンホイールなので摩擦の熱による変形も怖い。

フロント、リアと順番にブレーキを掛けながら一列で下るが、登りと違い下りはとても長く感じる。ディスクブレーキが欲しいな〜と思う瞬間。

毎度のことながら、よくこの距離と勾配を登ってきたなあ〜と関心してしまう(笑)

このダウンヒルをやるなら来年は出なくてもいいかな〜と本気で考える。

おっさんヒルクライム卒業か? 元々坂が好きと言う訳ではなく、効率よくパワーを上げるのに坂を登るのがてっとり早いと教えられヒルクライムを始めた。せっかくなのでとレースにも挑戦してきたが結果は平均的。やや上か?

朝は早いしレース会場は遠いわ田舎だわ(笑)

まあね、ヒルクライムやってる人なら分かるけど

登った時の景色の素晴らしさや

純粋に自分の努力が目に見える達成感や

自分の身体が変化して強くなって行く過程は面白いよね。

ヒトとしてスペックを単純比較した場合、1日で200km走れるヒトと出来ないヒトだったら走れるヒトが上のような、気がする。でも進撃の巨人が食べたら固くて不味いのかも・・・・

会場に戻り完走証をいただく、う、やっぱり遅かったぞ・・・

1:27:21    201位/624人・・・

3分の1には入ったけど。 ちなみにドクター竹谷さんは同じカテゴリー1位でした(笑)

ちなみに坂バカ俳優 猪野学さん52位と皆さん速いっす。

松本市内の蕎麦屋さんにて美味い蕎麦と山賊焼丼を食す。

普通に笑顔で撮影したつもりだが、目が死んでる。やはりキツかったのだ・・・

まだ休みは続く、明日から木こりになるのだ!!!

参加者の皆さんお疲れ様でした。

bikeportR.R Iso

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