カヤックフィッシングこぼれ噺

え〜以前伝え聞いた噺であります。

昨日、試乗会にて多数のSUPを見かけましたが、視認性の良いフラッグを立てている人は居らず、漁船や遊漁船等から見えないとのことで、海上保安庁からも視認性の良いフラッグ等をつけるようにとのお願いも出ているようです。

カヤックで釣りをする人達もショップで購入する人達はフラッグも一緒に購入するので問題無いのですが、南米系の通販サイト等で購入し下準備もなしに突っ込んでいく輩などは、フラッグはおろか、ライフジャケットする装備せず海に特攻し、海況判断なしで沖に出て遭難というパターンが多いのだそう。

カヤックフィッシングでの視認性の高いフラッグは結構当たり前なのだが、これ義務でもなく、パイオニアの人達の啓蒙活動による実績。

今年、船舶免許を再更新した際の講習にて、いかにプレジャーボートや二馬力のボートでの海難事故が多いのか聞かされ驚いた。

まあ、カヤックやSUPの事故の比じゃ無いのよ😭

比較的死亡事故が少ないせいか報道されていないのだが、整備不良による航行不可や見張り不足による衝突事故、飲酒運転、居眠り操縦など船長の怠惰による事故が圧倒的なのだ。

海でカヤックが船と衝突する確率って、かなり少ないと思う、むしろ狙って進まないと当たらないと思うし、カヤック側も事前に2.3漕ぎすれば船の船体幅は逃げれると思うのだが・・・

前置きが長くなった。🙇

以下こぼれ話

湾岸エリアの比較的浅いポイントにてカヤックフッシングをしていたら、一隻のプレジャーボートが向かってきたらしい、カヤックの方は先に気がついて、視認性の高い旗を掲げて降ったり大声で叫んだり、持っていたホイッスルを鳴らしたが進路を一向に変える様子が無く、そのまま突っ込んできたとのこと。

衝突寸前で海に飛びこみ、命に別状は無かったが、カヤックは浸水し大変な目にあったとのこと、仲間のカヤックに助けられ、海上保安庁に連絡、船長を問いただしたら、全く見張りをしていなかったとのこと。

どんなに目立つフラッグを掲げてても意味が無かったという一例

ちなみに船舶免許の教科書には以下の記述がある

適切な見張りの実施 小型船舶操縦法に基づく遵守事項

船長は、周囲の状況を判断したり、他の船舶との衝突の恐れについて判断したりすることができるように、航行中、漂泊中、錨泊中を問わず常時適切な見張りを実施しなければなりません。見張りは、視覚、聴覚およびその時の状況に適したすべての手段により常時適切な見張り行い、船を安全に航行させなければなりません。 

まあ、完全な船側の過失ですわ。

んで、ここからの後日談なのだが、

壊れたカヤックやら事故の後処理での話し合いは被害者の事務所で行われたそうで

被害者であるカヤックアングラーさんはその界隈ではとても有名な方で、まあ言うなれば人間の身体をキャンバスに絵画を描く人ですね、しかも日本画の大御所。

なので、当日キャンバスになってもらった人達も数人参加してもらいの話合いになり

加害者の人は顔面蒼白でガタガタ震えていたそうだ(笑)

心から反省している姿に満足したそうで😁

事故による損失の弁償のみで許してあげたそうだ(爆)

当人とはお会いしてことが無かったが、とても気さくで良い人との評判

信じるか信じないかはあなた次第!!

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